わぁ~、かわいい ! 時の流れとともに ?

 
 寒波や大雪に襲われた日本列島でした。

 ようやく、この冬将軍も峠を越したようですが ・・・・。

 思わぬ積雪に困惑する日本各地です。 

 
 今日のサッポロは、プラスの温度に ・・・ なんと暖かく感じます。

 軒先のツララがぐんぐんと大きくなってきました。



          つらら2a


        ツララ ?

 
        にょろ

       

       いいえ、かわいいニョロニョロでございます。
 

 
 

 かわいぃ  わぁ~、かわいい ! 時の流れとともに ?  

・ かわいい (可愛い) とは、愛らしい、愛すべきもの、そういった趣のあるものに心をひかれ、大切にしたい様を表す言葉です。

・ 語源は平安時代から見られた 「かほはゆし (顔映ゆし)」。 <顔を向けていられない>、<気恥ずかしい>といった意味合いを持つ言葉でした。 これが転訛して 「かわゆし」 となりました。

・ 現代で用いられる一般的な 「かわいい」 に近い<愛らしい>の意味を持つようになったのは平安時代後半です。 語義の変化に伴い 「可愛い」 などの表記がなされるようになったのです。

・ なお、それまで<かわいらしい>という意味を担っていたのは主に 「うつくし」 という言葉ですが (例: みれば三寸ばかりなるひといとうつくしうていたり。 ―― 『竹取物語』 )、これも現代語では<綺麗である>等の意味に変化しています。

・ 本来 「かわいい」 という言葉は小さいものや幼いものへの愛情などを表現する意味合いが強い。

・ しかし現代ではそういった言葉の本来の意味を離れ、小動物や子供以外にも様々な物事に対して 「かわいい」 という言葉が用いられるようになっています。 さらには生き物に対してだけではなく無形物や音、言葉、声色といった目には見えないものにもかわいいは使われています。 (例:あなたの声かわいい)

・ 海外でも日本の漫画やアニメ好きの間で 「kawaii」 という単語が広まっており、普通に通じたりします。 現代の日本語で言う 「萌え」 に近いかもしれません。




          ミィ かわいいa


           ねぇ、私 かわいい ?   う~ん、痛い



    パパ考えるa

    男性の用いる 「かわいい」 と 女性の用いる 「かわいい」 の間には

    越えられない溝がある ・・・というのも、よく言われる話ですが ・・・。
 


     KAWAII3.jpg



 「可愛い」 と 「可愛らしい」 の違い

・ 「可愛い」 とはその物や人の本質的なものを見ての形容詞的単語ですが、「可愛らしい」 は本質的なものではなく状況的に使う場合の単語という違いがあります。

・ 「可愛い」 も 「可愛らしい」 も 「キュート」 なことを指しますが、それが本質的なものなのか状況的なものなのかに違いがあります。

・ 「可愛い」 とは ・・・、その者や人の本質的なものを見て、そう感じた時に使われる言葉です。 例えば、「可愛い人」 「可愛い小物入れ」 「可愛い部屋」 など。 この場合の「可愛い」は、その言葉を使った人の感性にあっている場合といえます。

・ それに対して「可愛らしい」 とは ・・・、本質的なものではなく状況的にそう感じた時に使われる言葉です。 例えば 「可愛らしい人」 であれば、その人本人が可愛いわけではなく、可愛いと思えるような行動をとった場合に使われます。




     ほっこりムーミンパパa  感性に合っている言葉は ・・・ かわいい ! 




 言葉は世につれ、世は言葉につれ …


          言葉は世につれ


・ 言葉の意味や用法は必ずしも一定ではなく、時とともに移り変っていきます。 辞書には載っていない意味や用法が次々に現れては消えていくのです。 

・ 例えば「がれき瓦礫」は、本来 「かわらや小石」 などを指す言葉でした。 しかし、東日本大震災以降、「がれきが残る」 などの用例が増えたことから、例えば 「三省堂国語辞典」 は14年の改訂で 「こわれた建物の残骸」 という記述を加えました。

・ このように近年、用法が変化した言葉には、ほかにも 「につまる」 「こだわる」 「やばい」 などがあります。 (変化に対応した部分を下線で示します。)


▽ 煮詰まる

 (1)煮えて水分がなくなる。 (2)議論や考えなどが出つくして結論を出す段階になる。 「ようやく交渉が―・ってきた」 (3)転じて、議論や考えなどがこれ以上発展せず、行きづまる。 「頭が―・ってアイディアが浮かばない」 「広辞苑」


▽ こだわる

 ちょっとしたことにとらわれる。 拘泥する。 「小事に―」  ▼ 元来は良い意味でない。 近頃は特別の思い入れがあることも言う。 「岩波国語辞典」


▽ やばい

 (1)身に危険が迫るさま。あぶない。 「-・いぞ、逃げろ」 (2)不都合が予想される。 「この成績では-・いな」 (3)若者言葉で、すごい。 自身の心情が、ひどく揺さぶられている様子についていう。 「この曲、-・いよ」 〔若者言葉では「格好良い」を意味する肯定的な文脈から、「困った」 を意味する否定的文脈まで、広く感動詞的に用いられる〕  「スーパー大辞林3.0」(Web更新版,三省堂)


・ 「煮詰まる」の (3) は若者を中心に生じた新しい意味と言われています。 

・ 「こだわる」 の場合は、「とらわれる」 という語釈に変化は生じていないため、多くの辞書の語釈は変化がないままです。 しかし、下線部にあるように、元来良い意味でなかったものが良い意味になったという変化が生じています。 こういった語にはこのように注記が示される場合があります。

・ 「やばい」 の (3) は、この用法が話題になるやいなや、ほかに先駆けこの辞書に記載されました。 「スーパー大辞林3.0」は『大辞林 三版』を大幅に増補したネット上の辞書です。 紙の辞書より素早く改訂され、新しい 「やばい」 の意味が的確に説明されています。

・ これらのように、言葉は生き物です。 国語辞典は言葉を正しく使うための規範性を保ちながらも、新しい意味や用法にも対応しているのです。

・ 言葉の意味と格闘しつつ、それを言葉で人に伝えようとする真摯な努力は、人間にしかできないことだからなのかも知れません。





    moominpapa2a.jpg


        歌は世につれ世は歌につれ ?



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

moominspapa ( ムーミン・パパ )

Author:moominspapa ( ムーミン・パパ )
 人は皆、「時間」と「空間」を泳ぎつづける旅人。○△□と、それぞれ姿は違っていても、どこかに「縁」、「絆」という気づかないつながりがあります。

 言葉の巧みさや文字だけでは伝えられないものを大事にする、そんな人間関係を大切にしたい。 
 ユーモアを愛し、論理よりも感覚を大切にしながら、飄々(ヒョウヒョウ)と生きる持ち味を失わずに、同時に成熟した感性と広い視野を持つ・・・LOVE(思いやり)&POWER(知的好奇心)・・・。

 皆さんの日々、そして春夏秋冬に、たくさんの「心のふれあい」や、「素晴らしい出来事」がありますように・・・。 
 そんな、ささやかな願いもこめて・・・あれこれを・・・とどけます。

最近の記事
ブログ内検索
QRコード
QRコード